小幅上昇している米ドルが続伸となるのか静観か

2022.12.07
- 英・ハリファックス住宅価格
- 米・MBA住宅ローン申請指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが105.5へと小幅に上昇し、ポンド米ドルは1.2226から1.2127まで約140pips下落した。本日のアジア時間では1.2139付近で推移しており、時間足200SMAに下値をサポートされて方向感を模索している。ただ、日足ベースでは10MAに下値を支えられての上昇トレンドが継続しており、200SMAを実体足で上抜けているため、上昇が継続するのか注目したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・10月製造業新規受注が、前月比で市場予想の0.2%を上回り0.8%となったが、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.0531から1.0458まで約70pips低下。日足ベースで200SMAを上抜けてからの反落状態となっている。ただ、週足で見るとRSIは70に到達しておらずリバーサルが継続しているため、反落後の上昇が見られるのか注視したい。
本日は、アジア時間の15:45にスイス・失業率と、欧州時間の16:00に英・ハリファックス住宅価格、独・鉱工業生産、16:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、19:00に欧・第3四半期GDP(確報値)、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の22:30に米・第3四半期非農業部門労働生産性、24:00に加・BOC政策金利と声明発表、24:30に米・週間原油在庫、29:00に米・消費者信用残高がある予定だ。小幅上昇している米ドルが続伸となるのか、慎重に静観したい。
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