反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか注視か
2022.12.02
- 米・エバンス:シカゴ連銀総の発言
- 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、FRB高官のハト派容認発言から米ドルの上値が重くなり、ユーロ米ドルは1.0437から1.0538まで上昇した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足75MAに下値をサポートされる形での反発上昇を見せており、相対的にもユーロが強含んでいる状態のため、米国時間でのユーロ米ドルの上昇に注意したい。
欧州通貨は、ポンドの下値が底堅いながらも対円での下落となり、ポンド円は167.205から165.247まで下落した。ポンド円は166円を挟んでの方向感に欠ける展開が直近で続いているものの、上値を徐々に切り下げているため、米国時間での指標発表・要人発言によるポンド円の下落に警戒したい。
本日の指標は、16:00に独・貿易収支、独・輸入物価指数、16:45に仏・財政収支、仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、19:00に欧・生産者物価指数、21:00にブラジル・鉱工業生産、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、23:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:15に米・エバンス:シカゴ連銀総の発言がある予定だ。反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか、慎重に注視したい。
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