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反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか注視か

相場レポート

反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか注視か

反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか注視か
本日のポイント
  1. 米・エバンス:シカゴ連銀総の発言
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、FRB高官のハト派容認発言から米ドルの上値が重くなり、ユーロ米ドルは1.0437から1.0538まで上昇した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足75MAに下値をサポートされる形での反発上昇を見せており、相対的にもユーロが強含んでいる状態のため、米国時間でのユーロ米ドルの上昇に注意したい。

欧州通貨は、ポンドの下値が底堅いながらも対円での下落となり、ポンド円は167.205から165.247まで下落した。ポンド円は166円を挟んでの方向感に欠ける展開が直近で続いているものの、上値を徐々に切り下げているため、米国時間での指標発表・要人発言によるポンド円の下落に警戒したい。

本日の指標は、16:00に独・貿易収支、独・輸入物価指数、16:45に仏・財政収支、仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、19:00に欧・生産者物価指数、21:00にブラジル・鉱工業生産、22:30に加・雇用統計、米・雇用統計、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、23:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:15に米・エバンス:シカゴ連銀総の発言がある予定だ。反発しているユーロ米ドルの勢いが継続するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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