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弱含んでいる日本円の動向に要警戒か

相場レポート

弱含んでいる日本円の動向に要警戒か

弱含んでいる日本円の動向に要警戒か
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景況指数
  2. 加・住宅建設許可

先週末の米国通貨は、米雇用統計の結果が良好だったことから、ユーロ米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.0540から1.0427まで約110pips下落。しかしながら下落の勢いは継続せず、本日のアジア時間では雇用統計前の水準を上回る1.0584まで上昇。今年6月28日来の高値水準となっている。このまま上昇が見られるのか、注目したいところだ。

欧州通貨は、先週末金曜日に発表された欧・10月生産者物価指数(PPI)が前年比で市場予想を下回ったことから、ユーロが対円で下落。ユーロ円は140.763まで低下し、2ヶ月振りの低水準となった。日本円が強含んでいた背景もあるが、週明けは円が最弱通貨となったため、ユーロ円が反発。現在は142.389まで回復している。現在の位置は4時間足20MA直下となっているため、勢いをつけての反発が継続するのか注視したい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・小売売上高と、米国時間の22:30に加・住宅建設許可、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・製造業受注指数、米・ISM非製造業景況指数がある予定だ。弱含んでいる日本円の動向に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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