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FOMC議事録公表により価格変化が見られるのか米ドルの方向性を注視か

相場レポート

FOMC議事録公表により価格変化が見られるのか米ドルの方向性を注視か

FOMC議事録公表により価格変化が見られるのか米ドルの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・FOMC議事録公表(11月1日-2日分)
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、ドルインデックスが107.1まで低下したことから米ドル円が下落した。米ドル円は142.240から140.906まで約130pips下落。本日のアジア時間では若干の反発が見られるものの、24日の米感謝祭を前に、値幅が限られている状況だ。ただ、本日は米FOMC議事録公表を控えているため、日足20MAを上抜け上昇トレンドに回帰するのか注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・9月経常収支が前回値のマイナス263億ユーロからマイナス81億ユーロへと落ち着いたユーロが、対円で往って来い相場となった。ユーロ円は144.879から145.708まで上昇。本日のアジア時間でも上昇を試みており、現在は145.934付近で推移している。4時間足での下落トレンドライン上限をすでに上抜けているため、欧州時間に向けての上伸となるのか注視したい。

本日は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:30に英・ピルMPC委員の発言、米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。FOMC議事録公表により価格変化が見られるのか、米ドルの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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