ポンドに対し弱含んでいるユーロの方向性に警戒か
2022.11.22
- 米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
- トルコ・消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、米10年債利回りが3.82%まで上昇したことから米ドルが強含み、最強通貨となった。ユーロ米ドルは1.0333から1.0222まで約110pips下落。時間足での200SMAを下抜けた。ユーロ米ドルは日足ベースで200SMAがレジスタンスとなり反落基調に入っているため、明日の米・FOMC議事録公表により流れが変わるのか注視したいところだ。
欧州通貨は、昨日発表された独・10月生産者物価指数(PPI)が、市場予想の0.7%からマイナス4.2%と大幅に落ち込んだことから、同じ欧州通貨の対ポンドで下落した。ユーロポンドは0.8697から0.8658まで小幅に下落。今日のアジア時間でも下値を試す値動きとなっている。日足ベースで上値を大きく切り下げているため、長期的なユーロの下落に警戒したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、豪・ロウRBA総裁の発言、22:30に加・小売売上高、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26:00に加・ロジャースBOC上級副総裁の発言、27:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・7年債入札、28:15に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、28:45に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言がある予定だ。ポンドに対し弱含んでいるユーロの方向性に警戒したい。
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