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BOE政策金利で大幅下落となったポンドの方向性に注目か

相場レポート

BOE政策金利で大幅下落となったポンドの方向性に注目か

BOE政策金利で大幅下落となったポンドの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 加・Ivey購買部協会指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月製造業PMIが市場予想の49.9を上回り50.4となったことから、米国時間で米ドルが躍進した。ポンド米ドルは1.1420から1.1150まで約270pips下落。4時間足で9月下旬から続いていた上昇トレンドを下方向へ割り込む展開となった。テクニカル的には、ポンド米ドルは4時間足で200SMA直下に位置しているため、米国時間で反発が入るのか注目したい。

欧州通貨は、昨日行われたBOE政策金利発表により、市場コンセンサス通り0.75%の利上げが行われ、政策金利が2.25%から3.00%となったポンドが、指標発表直後から大幅に下落した。ポンド円は168.558から165.107まで約340pips下落。時間足10MAに沿っての下降トレンドが展開された。ポンド円は本日のアジア時間で、時間足で200SMAにタッチせずに反発が入っているため、欧州時間で反発上昇が見られるのか注視したい。

本日は、欧州時間の16:00に独・製造業受注、16:45に仏・鉱工業生産、17:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、18:30に英・建設業PMI、欧・ラガルドECB総裁の発言、19:00に欧・生産者物価指数、21:15に英・ピルMPC委員の発言と、米国時間の21:30に加・失業率、米・雇用統計、23:00に加・Ivey購買部協会指数、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言がある予定だ。BOE政策金利発表で大幅下落となったポンドの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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