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BOE政策金利発表によるポンドの値動きに警戒か

相場レポート

BOE政策金利発表によるポンドの値動きに警戒か

BOE政策金利発表によるポンドの値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景況指数
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、FOMCでのパウエルFRB議長による「ターミナルレートは以前の予想よりも高くなるだろう」との発言から、米ドルが上昇となった。ドルインデックスは111.8を回復。ユーロ米ドルは0.9974から0.9814まで約160pips下落した。本日のアジア時間でも時間足10MAがレジスタンスとなり再び下落基調へと入りつつあるため、欧州時間にかけて続落するのか、警戒したい。

欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を控え、ポンドが対円で下落基調となっている。ポンド円は170.334から168.332まで約2円下落。4時間足75MAを下抜ける結果となった。本日の政策金利発表では0.75%の利上げが予想されているため、市場予想通りの結果となり続落するのか、21時の発表に注目したいところだ。

本日は、16:00にトルコ・消費者物価指数、17:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、17:05に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:30に英・サービス業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、加・住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、米・第3四半期非農業部門労働生産性、23:00に米・ISM非製造業景況指数、米・週間天然ガス貯蔵量がある予定だ。BOE政策金利発表によるポンドの突発的な値動きに警戒しつつ、方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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