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上値が抑えられているポンドの動向を注視か

相場レポート

上値が抑えられているポンドの動向を注視か

上値が抑えられているポンドの動向を注視か
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 米・パウエルFRB議長の記者会見

前日の米国通貨は、米・10月製造業PMIとIMS製造業景況指数が相次いで市場予想を上回ったことから、米ドルが上昇した。ユーロ米ドルは0.9952から0.9851まで約100pips下落。4日続落となった。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足20MA直下に位置しており、日足20MAを下抜けると4時間足200SMAがサポートとなるため、4時間足200SMAラインの0.9827で反発が入るのか注目したい。

欧州通貨は、ユーロ同様、ポンドが米ドルに押される形となった。ポンド米ドルは1.1564から1.1439まで約130pips下落。下値を時間足200SMAにサポートされる形で下げ止まる展開となった。昨日発表された英・10月製造業PMIは市場予想の45.8を上回ったものの、米ドルの上昇に抗えない結果となった。ポンド米ドルは時間足で下降フラッグを形成しているため、週単位での1.135付近までの緩やかな下落に注意したい。

本日は、欧州時間の16:00に独・貿易収支、16:45に仏・財政収支、17:50に仏・製造業PMI、17:55に独・失業率、18:00に欧・製造業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用統計と、米国時間の23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。上値が抑えられているポンドの動向を注視しつつ、通貨強弱を静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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