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週末の通貨強弱の変化に要注目か

相場レポート

週末の通貨強弱の変化に要注目か

週末の通貨強弱の変化に要注目か
本日のポイント
  1. 米・個人所得
  2. 米・PCEコア・デフレーター

前日の米国通貨は、昨日発表された米・第3四半期GDPの結果が事前コンセンサスを上回り2.6%となったことで、対欧州で上昇した。ユーロ米ドルは1.0093から0.9957まで約130pips下落。4時間足ボリンジャーバンドの+2σから20MA直下までの低下となった。しかしながら、4時間足・日足ともにRSIでのダイバージェンスは出ておらず、上昇シグナルが否定されていないため、週末から週明けにかけての米ドルの下落に注意したいところだ。

欧州通貨は、昨日のECB政策金利発表にて政策金利が0.75%引き上げられ2.00%となったが、ユーロが下落し同じ欧州通貨であるポンドでも押される形となった。ユーロポンドは0.8688から0.8609まで約80pips低下。今月安値に迫る下落となった。日足ベースでは75MAを実体足で下抜けているため、このまま下落が継続するのか警戒したい。

本日は、アジア時間の15:45に仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数と、欧州時間の16:00にスイス・KOF先行指数、17:00に独・第3四半期GDP(速報値)、21:00に独・消費者物価指数、米国時間の21:30に加・GDP、米・個人所得、米・個人支出、米・PCEデフレーター、米・PCEコア・デフレーター、23:00に米・中古住宅販売保留、米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。週末の通貨強弱が指標発表によりどう変化するのか、注意深く見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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