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ドルインデックスの低下により米ドルの上値が重くなるのか静観か

相場レポート

ドルインデックスの低下により米ドルの上値が重くなるのか静観か

ドルインデックスの低下により米ドルの上値が重くなるのか静観か
本日のポイント
  1. 米・製造業/サービス業PMI
  2. 米・シカゴ連銀全米活動指数

先週末の米国通貨は、ドルインデックスが112.1まで下落する中、対ユーロで弱含み、ユーロ米ドルが上昇した。ユーロ米ドルは0.9705から0.9835まで上昇。4時間足200SMAを実態足で上抜けての反発となった。ただ、上位足の日足で見ると20MAを上下に挟んでの勢いに欠ける上昇となっているため、米国時間にかけてユーロの勢いが継続となるかは、慎重に判断したいところだ。

欧州通貨は、先週末21日(金)に発表された欧・10月消費者信頼感指数が、市場予想のマイナス31.1を小幅に上回りマイナス27.6となり、前回値のマイナス28.8をも上回ったことから、為替介入によるユーロの対円での下落は、約4円に留まった。ユーロ円は148.347から144.180まで約2時間かけて下落。本日のアジア時間では146.422付近まで回復している。日足ベースでは10MAより上位に位置しているため、為替介入前の水準である148.347を上抜けるのか注目したい。

本日は、欧州時間の16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMIと、米国時間の21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:15に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、24:00に米・イエレン財務長官の発言がある予定だ。ドルインデックスの低下により米ドルの上値が重くなるのか、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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