各国の要人発言による価格変動に警戒か

2022.10.19
- 米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
- 英・カンリフBOE副総裁の発言
前日の米国通貨は、ドルインデックスが111まで低下したことから、米ドルの上値が重くなった。ユーロ米ドルは0.9814から0.9874まで約60pips緩やかに上昇。4時間足200SMA直下での上昇を試みる値動きとなった。アジア時間での現時点では、4時間足200SMAがレジスタンスとなる値動きではなく、下値を切り上げた格好となっているため、欧州時間にかけて上抜けが見られるのか、注視したい。
欧州通貨は、一昨日に大きな反発を見せたポンドが最弱通貨となった。ポンド円は170.043から167.613まで約2.5円下落。一時的に時間足20MAを下抜けたものの、本日のアジア時間では時間足20MAに沿っての反発が見られている。ポンド円は日足RSIが70手前でダイバージェンスが確認できないため、さらなる上昇に注目したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数と、欧州時間の18:00に欧・消費者物価指数、米国時間の21:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、22:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:00に英・マンMPC委員の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27:00に米・地区連銀経済報告がある予定だ。各国の要人発言による価格変動に警戒しつつ、通貨強弱を静観したい。
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