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欧州通貨の対円での上昇は継続なるか

相場レポート

欧州通貨の対円での上昇は継続なるか

欧州通貨の対円での上昇は継続なるか
本日のポイント
  1. 欧・ZEW景況感調査
  2. 米・NAHB住宅市場指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・10月NY連銀製造業景気指数が前回値のマイナス1.5%から大幅低下しマイナス9.1%となったことで、米ドルの上値が重くなった。米ドル円は149円台に突入したものの、1日の値幅が60pipsに限定された。本日のアジア時間では時間足20MAに下値を支えられつつ方向感を模索する値動きとなっているため、米国時間で値動きが明確となるのか注目したい。

欧州通貨は、対円でユーロ・ポンドともに上昇となった。ユーロ円は144.587から146.733まで約2円上昇。今年高値を更新した。ユーロ円は2014年12月末以来の水準まで上昇しており、週足ベースだと次の節目は149.445となる。週足でのRSIが70に達しておらず過熱感が生じていないため、調整を挟んでの上伸に警戒したいところだ。

本日は、欧州時間の18:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数と、米国時間の21:30に加・国際証券取引高、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に米・NAHB住宅市場指数、27:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。欧州通貨の対円での上昇が本日も見られるのか、警戒しつつ方向感を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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