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来月初旬のFOMCに向けて米ドルが勢力を維持するのか注視か

相場レポート

来月初旬のFOMCに向けて米ドルが勢力を維持するのか注視か

来月初旬のFOMCに向けて米ドルが勢力を維持するのか注視か
本日のポイント
  1. バンク・オブ・アメリカ決算
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

先週末の米国通貨は、米・10月ミシガン大消費者信頼感指数が、市場予想の58.9から上振れ59.8となったことで、米国時間で最強通貨となった。米ドル円は146.839から148.859まで2円弱上昇。32年振りの水準に達する形で終了した。本日のアジア時間でも米ドル円は上昇を試みており、下値が重くなっている。現在の米ドル円は148.610付近で推移しており、時間足10MAに下値をサポートされている。米国時間にかけて上昇が見られるのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、上昇を見せる米ドルに対しユーロが対抗を見せ、ユーロ米ドルは0.9707-0.9808の100pips間でレンジ推移となった。週明けのアジア時間も目立った値動きはなく、15pipsでの値幅で動いている。ユーロ米ドルは2週間前の上昇からフィボナッチ・リトレースメントの61.8%ラインで硬直しているため、レンジ相場がしばらく継続されるのか注視したいところだ。

本日は、アジア時間の15:00にノルウェー・貿易収支と、欧州時間の17:00にトルコ・財政収支、米国時間の21:00にブラジル・IBC-BR経済活動指数、21:00にフィリピン・消費者物価指数、21:30に米・NY連銀製造業景気指数、24:30に米・3ヶ月と6ヶ月債入札、28:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、29:00に加・ロジャーズ上級副総裁の発言がある予定だ。先週末の米・CPI発表を消化し、来月初旬のFOMCに向けて米ドルが勢力を維持するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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