loading
search

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

値動きが著しいポンドの上昇力に要警戒か

相場レポート

値動きが著しいポンドの上昇力に要警戒か

値動きが著しいポンドの上昇力に要警戒か
本日のポイント
  1. 米・クックFRB理事の発言
  2. 仏・消費者物価指数

前日の米国通貨は、CPIが市場予想の8.1%から0.1ポイント上振れ8.2%となったことで、米国時間で最強通貨となった。しかしながら米債利回りが低下したことで、上値が重くなり失速。ユーロ米ドルはCPI発表直後こそ下落したものの、0.9806まで上昇した。ユーロ米ドルは0.9700を挟んでのボックス相場が継続していたが、昨日の上昇で一段高となったため、0.9793付近の水準を維持できるのか注視したい。

欧州通貨は、ポンドが上昇基調となり、ポンド円は162.341から167.2880まで5円弱の値上がりを見せた。ポンド円はトラス新政権下の大型減税案によりテクニカルが効きにくくなっており、日足ベースで7円幅のレンジ推移となっている。値動きが非常に荒いため、週末にかけての乱高下を警戒したい。

本日は、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・住宅販売、18:00に欧・貿易収支、21:30に米・小売売上高、米・輸入物価指数、加・製造業出荷、加・卸売売上高、22:00に加・中古住宅販売件数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・企業在庫、米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、23:30に米・クックFRB理事の発言、25:15に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。値動きが著しいポンドの上昇力に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.08.11New

    日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か

  2. 2025.08.08New

    下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か

  3. 2025.08.07New

    BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か

  4. 2025.08.06New

    最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か

  5. 2025.08.05New

    上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か

  6. 2025.08.04

    日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か

  7. 2025.08.01

    月末に急回復したスイスフランの上値余地を注視か

  8. 2025.07.31

    続落しているユーロの回復余地に注目か

  9. 2025.07.30

    続落しているフラン円の下伸性に要注意か

  10. 2025.07.29

    続落しているポンド米ドルの回復余地を慎重に注視か