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QT実施下でも上値が重いユーロの方向性を警戒か

相場レポート

QT実施下でも上値が重いユーロの方向性を警戒か

QT実施下でも上値が重いユーロの方向性を警戒か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 米・NFIB中小企業楽観指数

前日の米国通貨は、米10年債利回りが節目の4%を目前に3.98%まで上昇していることから、ユーロ米ドルが小幅に下落した。ユーロ米ドルは0.9752から0.9679まで約70pips下落。一時的に時間足20MAを上回る場面もあったものの、最終的に下伸となった。本日のアジア時間でも下値を試しており、昨日安値を更新しそうな勢いのため、欧州時間にかけて下落が継続するのか注視したい。

欧州通貨は、QEを実施しているポンドと対称的に、QTを継続予定にも関わらず上値が重い展開となったユーロが、対円で下落した。ユーロ円は現在141.151付近で推移しており、4時間足200SMAがサポートされずに下抜けるかの様相を見せている。ユーロ円は日足ベースでも20MAより下位に位置しており、RSIのリバーサルが確認できるため、継続する下落に警戒したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・失業率と、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、米国時間の24:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札、27:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、英・カンリフBOE副総裁の発言、翌7:00に豪・エリスRBA総裁補佐の発言がある予定だ。QT実施下で上値が重いユーロの方向性を警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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