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円高基調となっている欧州通貨の下値余地を注視か

相場レポート

円高基調となっている欧州通貨の下値余地を注視か

円高基調となっている欧州通貨の下値余地を注視か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、金利上昇とともにドルインデックスが112.2まで回復し、米ドル高となった。ユーロ米ドルは0.9925から0.9788まで約140pips下落。4時間足200SMAに上値を抑えられる形での下落となった。ユーロ米ドルは2日続落となっており、日足20MAを実体足で下抜け、今年2月から続くダウントレンドライン上限にタッチしてからの反落が顕著となったため、続落が見られるのか注視したい。

欧州通貨は、ユーロが対円で続落し、ユーロ円は143.459から141.928まで約150pipsの下落となった。本日のアジア時間ではわずかに反発が見られるが、4時間足では依然20MAより下位に位置しており、4時間足RSIが50付近でのリバーサルとなっているため、米国時間に向けての続落に警戒したい。

本日は、15:00に独・鉱工業生産、独・小売売上高、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、19:25に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、21:30に加・雇用統計、米・雇用統計、23:00に米・卸売在庫、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。円高基調となっている欧州通貨の下値余地を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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