円高基調となり下落しているポンド円の方向性を警戒か

2022.10.06
- 米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
- 米・新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが111まで回復したことからユーロ米ドルが反落となり、0.9994から0.9834まで約150pips下落した。ユーロ米ドルは日足ベースの下落トレンドライン上限で押し戻される形となり、4時間足75MAまでの下落となった。ただ、日足ベースでは20MAを下値サポートとし反発が入っているため、下げ止まりとともに反発が継続するのか、注視したい。
欧州通貨は、時間足20MAに沿って緩やかに上昇していたポンド円が反落となった。ポンド円は165.713から162.617まで約3円下落。今年6月9日を起点とする下落トレンドラインにサポートされる形で下げ止まった。本日のアジア時間では方向感に規則性のない値動きとなっているため、欧州時間からの指標発表により値動きが明確となるのか、注視したいところだ。
本日は、15:00に独・製造業受注、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、21:50に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:35に加・マックレムBOC総裁の発言、26:00に米・クックFRB理事の発言、翌6:00に米・ウォラーFRB理事の発言、翌7:30に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。再びの円安基調となるのか、ポンド円の方向性を静観したい。
過去の相場レポート
2025.09.25
対円で上昇した加ドルの上値余地に注意か
2025.09.24
反発上昇が見られたポンドの上伸性を注視か
2025.09.23
対円で回復したスイスフランが最高値を更新するのか値動きに警戒か
2025.09.22
史上最高値更新から一転、反落したフラン円の反発力に注目か
2025.09.19
史上最高値を更新しているスイスフランの上値余地に警戒か
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か
2025.09.15
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
2025.09.12
ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か