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フラッシュクラッシュから急回復したポンドが上伸するのか静観か

相場レポート

フラッシュクラッシュから急回復したポンドが上伸するのか静観か

フラッシュクラッシュから急回復したポンドが上伸するのか静観か
本日のポイント
  1. 米・ISM製造業景況指数
  2. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、欧州通貨に対して米ドルが拮抗し、ユーロ米ドルがレンジ相場となった。ユーロ米ドルは0.9851-0.9733の間での推移となったが、4時間足で見ると20MAが下限サポートとして機能しており、反発上昇が継続しているフェーズだ。現在は4時間足75MA直下に位置しており、200SMA付近である0.9953まで上昇継続できるかが焦点となっている。

欧州通貨は、米ドルに対し反発を強めていたポンドが失速した。ポンド米ドルは1.1230から1.1024の間で横ばい推移となっており、上値が重くなってきている。先月後半の急落からほぼ全戻しを達成しており、トラス新政権による大型減税案への反対運動が繰り広げられているため、今週はポンドの乱高下が予想される。まずは日足20MAラインの1.1234を実体足で上抜けるのか注視したい。

本日は、アジア時間の15:30にスイス・消費者物価指数、15:45に仏・財政収支と、欧州時間の16:00にトルコ・製造業PMI、トルコ・消費者物価指数、16:30にスイス・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、米国時間の22:05に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、27:00に英・マンMPC委員の発言、28:10に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。フラッシュクラッシュから急回復したポンドの勢いが継続するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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