FOMCでのパウエルFRB議長の発言に注意か

2022.09.21
- 米・FOMC政策金利と声明発表
- 米・FRB経済・金利見通し発表
前日の米国通貨は、米国時間で米ドルが最強通貨となり、ポンド米ドルは1.1459から1.1357まで100pipsの下落となった。ポンド米ドルは日足ベースで20MAを上限とする下落トレンドが継続しているものの、日足RSIが30を下抜けてのダイバージェンスとなっているため、本日のFOMCにてポンドが対米ドルで強含むのか、慎重に判断したい。
欧州通貨は、昨日7月の欧・経常収支が前月から大幅に落ち込みマイナス199億ユーロとなったユーロが、対円で下落した。ユーロ円は144.021から143.052まで100pips弱下落。4時間足20MA直下で三尊天井を形成しつつある。本日の米国時間で円安に回帰するのか、慎重に見極めたい。
本日は、欧州時間の17:00に南ア・消費者物価指数、19:00に英・CBI企業動向調査、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数と、米国時間の23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、米・FRB経済・金利見通し発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。FOMCでのパウエルFRB議長の発言に十分注意したい。
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