BOE政策金利発表でのポンドの値動きに警戒か

2022.09.22
- 英・BOE政策金利と声明発表
- 米・第2四半期経常収支
前日の米国通貨は、米・FOMCでの3会合連続利上げが実施されたことから米ドル高となった。ユーロ米ドルは0.9974から0.9813まで約160pips下落。本日のアジア時間でも下伸しており、今年安値の更新となった。現在は0.9808付近で推移しており、日足以上のMAでパーフェクトオーダーが維持されているため、さらなる下伸に警戒したい。
欧州通貨は、本日の政策金利発表を控えたポンドが、対米ドルで下落している一方、対円では上昇基調となった。ポンド円は161.402から163.236まで約180pips上昇。日足上昇トレンドライン下限での反発が入る形となった。本日のBOE政策金利発表では50bp(ベーシスポイント)の利上げが予想されているが、市場予想通りの上げ幅となるのか、発表後の価格変動を慎重に注視したい。
本日は、15:30に黒田日銀総裁の記者会見、16:00にトルコ・消費者信頼感指数、16:30にスイス・SNB政策金利と声明発表、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の記者会見、欧・ECB月例報告、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、トルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期経常収支、23:00に米・景気先行指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数がある予定だ。BOE政策金利発表でのポンドの値動きに警戒したい。
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