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最強通貨となったユーロの上値余地に注目か

相場レポート

最強通貨となったユーロの上値余地に注目か

最強通貨となったユーロの上値余地に注目か
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の発言
  2. 欧・消費者物価指数

前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落となった。加ドル円は109.164から108.376まで100pips弱下落。本日のアジア時間でも下値を試す値動きとなっており、すでに107.917まで下落している。加ドル円は4時間足で下値サポートのない真空地帯に突入したため、米国時間での大きな下落に警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが対ポンドで上昇し、ユーロポンドは0.8642から0.8720まで上昇となった。なお本日のアジア時間でも今年高値を更新しており、0.8728をタッチ。4時間足では75MAに下値を支えられ、日足RSIも70手前でバッファがあるため、調整を挟んださらなる上伸に注目したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・小売売上高と、欧州時間の17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、米国時間の21:30に加・卸売売上高、加・国際証券取引高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。最強通貨となったユーロの上値余地に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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