最強通貨となったユーロの上値余地に注目か

2022.09.16
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 欧・消費者物価指数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で下落となった。加ドル円は109.164から108.376まで100pips弱下落。本日のアジア時間でも下値を試す値動きとなっており、すでに107.917まで下落している。加ドル円は4時間足で下値サポートのない真空地帯に突入したため、米国時間での大きな下落に警戒したい。
欧州通貨は、ユーロが対ポンドで上昇し、ユーロポンドは0.8642から0.8720まで上昇となった。なお本日のアジア時間でも今年高値を更新しており、0.8728をタッチ。4時間足では75MAに下値を支えられ、日足RSIも70手前でバッファがあるため、調整を挟んださらなる上伸に注目したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・小売売上高と、欧州時間の17:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:15に加・住宅着工件数、米国時間の21:30に加・卸売売上高、加・国際証券取引高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、29:00に米・対米証券投資がある予定だ。最強通貨となったユーロの上値余地に注目したい。
過去の相場レポート
2025.05.12
対米ドルで反発上昇したポンドの上値余地を静観か
2025.05.09
上昇したユーロ円の上値余地を注視か
2025.05.08
対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か
2025.05.07
最弱となったスイスフランの回復余地を注視か
2025.05.06
弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か
2025.05.05
日本市場休場下での通貨強弱に要注意か
2025.05.02
最強通貨となった米ドルの上値余地に注目か
2025.05.01
対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か
2025.04.30
行って来いとなった米ドル円の方向性が明確となるのか注目か
2025.04.29
対米ドルで上昇したポンドの上伸性に注目か