高値更新をし150円台に乗せたフラン円に注目か
2022.09.15
- 仏・消費者物価指数
- 米フィラデルフィア連銀景況指数
前日の米国通貨は、対円・対ユーロともに弱含む形となり、両者が下落した。ユーロ米ドルは0.9956から1.0023まで70pips弱の反発となった。しかしながら本日のアジア時間では米ドルが再び強含む展開となり、現在はパリティを割り込み0.9959付近での推移となっている。日足ベースでは20MAより下位に位置しているため、下落基調継続となるのか注意したい。
欧州通貨は、スイスフランが対円で今年高値を更新し、フラン円が節目の150円に乗せ、一時150.712をタッチした。しかしながら上昇は継続せず反落となり、現在のフラン円は149.037となっている。日足RSIが70を超過しているため、継続する反落に警戒したい。
本日は、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・住宅販売、18:00に欧・貿易収支、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・小売売上高、米・NY連銀製造業景気指数、米フィラデルフィア連銀景況指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数、22:15に米・鉱工業生産、米・設備稼働率、23:00に米・企業在庫、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量がある予定だ。高値更新をしたフラン円の動向に注目したい。
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