英・消費者物価指数は市場予想の10.2%と一致するのか

2022.09.14
- 英・消費者物価指数
- 米・生産者物価指数
前日の米国通貨は、米・消費者物価指数(CPI)が前月の8.5%から低下したものの市場予想の8.1%を上回る8.3%となったことから、米ドルが最強通貨となった。ポンド米ドルは1.1738から1.1490まで約250pips下落。日足ベースで今月高値から一気に今月安値付近までの下落となった。本日は英国のCPI発表を控えているため、CPI発表による価格変化に注意したい。
欧州通貨は、本日のCPI発表を控えたポンド円が、167.552から165.937まで約1.5円の下落となった。ポンド円は本日のアジア時間でも下伸しており、165.589まで値を下げているため、英・CPI発表により下落が止まるのかどうかに注目したいところだ。
本日は、アジア時間の15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数と、欧州時間の18:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の21:30に加・製造業出荷、米・生産者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、翌7:45にNZ・第2四半期GDPがある予定だ。本日の英・CPIは前年比で10.2%と予想されているが、市場予想を上回るのか、慎重に注視したい。
過去の相場レポート
2025.05.12
対米ドルで反発上昇したポンドの上値余地を静観か
2025.05.09
上昇したユーロ円の上値余地を注視か
2025.05.08
対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か
2025.05.07
最弱となったスイスフランの回復余地を注視か
2025.05.06
弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か
2025.05.05
日本市場休場下での通貨強弱に要注意か
2025.05.02
最強通貨となった米ドルの上値余地に注目か
2025.05.01
対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か
2025.04.30
行って来いとなった米ドル円の方向性が明確となるのか注目か
2025.04.29
対米ドルで上昇したポンドの上伸性に注目か