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英・消費者物価指数は市場予想の10.2%と一致するのか

相場レポート

英・消費者物価指数は市場予想の10.2%と一致するのか

英・消費者物価指数は市場予想の10.2%と一致するのか
本日のポイント
  1. 英・消費者物価指数
  2. 米・生産者物価指数

前日の米国通貨は、米・消費者物価指数(CPI)が前月の8.5%から低下したものの市場予想の8.1%を上回る8.3%となったことから、米ドルが最強通貨となった。ポンド米ドルは1.1738から1.1490まで約250pips下落。日足ベースで今月高値から一気に今月安値付近までの下落となった。本日は英国のCPI発表を控えているため、CPI発表による価格変化に注意したい。

欧州通貨は、本日のCPI発表を控えたポンド円が、167.552から165.937まで約1.5円の下落となった。ポンド円は本日のアジア時間でも下伸しており、165.589まで値を下げているため、英・CPI発表により下落が止まるのかどうかに注目したいところだ。

本日は、アジア時間の15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数と、欧州時間の18:00に欧・鉱工業生産、20:00に南ア・小売売上高、米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の21:30に加・製造業出荷、米・生産者物価指数、23:30に米・週間原油在庫、翌7:45にNZ・第2四半期GDPがある予定だ。本日の英・CPIは前年比で10.2%と予想されているが、市場予想を上回るのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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