loading
search

強含んでいるスイスフランが欧州時間でも躍進となるか

相場レポート

強含んでいるスイスフランが欧州時間でも躍進となるか

強含んでいるスイスフランが欧州時間でも躍進となるか
本日のポイント
  1. 英・GDP
  2. 米・3年債入札

先週末の米国通貨は、ドルインデックスが108.6付近で横ばいからの下落推移となったことから、ユーロ米ドルが上昇した。先週末安値の0.9992から1.0113まで約120pips上伸。本日のアジア時間でも上窓をすべて埋めることなく上昇基調となっている。4時間足では200SMA直下に位置しており、200SMAを上抜けると下落トレンドラインの上限である1.0129が抵抗帯となるため、反落が入るのか警戒したい。

欧州通貨は、円高基調となる中スイスフランの下値が堅く、フラン円は148.825から147.519の120pipsの下落にとどまった。なお本日のアジア時間では今年高値を更新しており、現在のフラン円は148.871となっている。来週のSNB政策金利発表を控え、フランが強含むのか注目したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産、英・貿易収支、日・工作機械受注と、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、トルコ・雇用統計、21:00に印・鉱工業生産、印・消費者物価指数、米国時間の24:30に米・3年債入札、米・10年債入札がある予定だ。本日は中秋節により中国が休場となっている。強含んでいるスイスフランが欧州時間でも躍進するのか注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.05.12New

    対米ドルで反発上昇したポンドの上値余地を静観か

  2. 2025.05.09New

    上昇したユーロ円の上値余地を注視か

  3. 2025.05.08New

    対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か

  4. 2025.05.07New

    最弱となったスイスフランの回復余地を注視か

  5. 2025.05.06New

    弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か

  6. 2025.05.05

    日本市場休場下での通貨強弱に要注意か

  7. 2025.05.02

    最強通貨となった米ドルの上値余地に注目か

  8. 2025.05.01

    対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か

  9. 2025.04.30

    行って来いとなった米ドル円の方向性が明確となるのか注目か

  10. 2025.04.29

    対米ドルで上昇したポンドの上伸性に注目か