loading
search

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

地政学リスクが払しょくされず上値の重いユーロの方向性を注視か

相場レポート

地政学リスクが払しょくされず上値の重いユーロの方向性を注視か

地政学リスクが払しょくされず上値の重いユーロの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・ISM非製造業景況指数
  2. 独・製造業受注

前日の米国通貨は、米国市場が祝日により休場だったこともあり、ボラティリティに欠ける値動きが散見された。ドルインデックスは109.5まで低下しており、昨日下窓スタートとなったユーロ米ドルは、下窓をすべて埋める形で上昇。0.9878から0.9968まで90pipsの反発を見せた。しかしながらユーロ米ドルは4時間足での直近高値を超えておらず、下落基調が解消された訳ではないため、米国時間に向けての方向性に十分注意したい。

欧州通貨は、ノルドストリーム1の無期限停止が響いているユーロの上値が重くなっており、ユーロ円は138.689-139.620の間でレンジ相場となった。本日のアジア時間ではクロス円が全般的に上昇していることもあり、ユーロ円も上昇。139.966をタッチした。ユーロ円は日足ベースでは三尊天井の様相を呈しているため、ファンダメンタルズにより急落する可能性があることを、念頭に置いておきたい。

本日は、アジア時間の15:00に独・製造業受注と、欧州時間の17:30に英・建設業PMI、18:30に南ア・第2四半期GDP、20:00にメキシコ・総固定資産形成、米国時間の22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、24:30に米・1年債入札がある予定だ。地政学リスクが払しょくされず上値の重いユーロの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.11.10New

    対米ドルで上昇したスイスフランの上値余地を静観か

  2. 2025.11.07New

    対円で下落した加ドルが雇用統計にて反発するのか注視か

  3. 2025.11.06New

    対ポンドで下落したユーロの回復余地を静観か

  4. 2025.11.05New

    対米ドルで下落したポンドの下値余地を注視か

  5. 2025.11.04New

    最弱となったスイスフランが下値を掘り下げるのか値動きに注目か

  6. 2025.11.03

    対円で往って来いとなったポンドの方向性に注意か

  7. 2025.10.31

    対円で上昇したポンドが欧州時間でも上値を更新していくのか注目か

  8. 2025.10.30

    対円で下落したスイスフランの下値余地に注目か

  9. 2025.10.29

    対円で下落したユーロが反発を見せるのか欧州時間での値動きを注視か

  10. 2025.10.28

    対ポンドで上昇したユーロの上伸性を注視か