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下落しているポンドが息を吹き返すのか要注目か

相場レポート

下落しているポンドが息を吹き返すのか要注目か

下落しているポンドが息を吹き返すのか要注目か
本日のポイント
  1. 英・マンMPC委員の発言
  2. 欧・サービス業PMI(確報値)

先週末の米国通貨は、米・8月雇用統計の結果が市場予想を上回ったことから好感され、小幅上昇となった。指標発表直後、米ドル円は140.793まで上昇。その後下落したが、本日のアジア時間では再び上方向を目指す値動きとなっている。現在の米ドル円は140.368付近で推移しており、時間足20MAの上位に位置しているため、上伸が見られるのか注目したい。

欧州通貨は、ポンドが最弱通貨となり、ポンド米ドルは1.1587から1.1495まで約90pips下落。本日のアジア時間でも下落が止まっておらず、今年安値を更新している。現在のポンド米ドルは1.1449となっており、次のサポートラインである1.1433までわずかとなっているが、サポートラインで反発が入るのか注視したい。

本日の指標は、欧州時間の16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、スイス・第2四半期GDP、16:50に仏・サービス業PMI(確報値)、16:55に独・サービス業PMI(確報値)、17:00に欧・サービス業PMI(確報値)、17:30に英・サービス業PMI(確報値)、18:00に欧・小売売上高と、米国時間の24:30に英・マンMPC委員の発言がある予定だ。本日は米国が休場となる中、米国時間にかけてポンドが息を吹き返すのか注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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