下落しているポンドが息を吹き返すのか要注目か

2022.09.05
- 英・マンMPC委員の発言
- 欧・サービス業PMI(確報値)
先週末の米国通貨は、米・8月雇用統計の結果が市場予想を上回ったことから好感され、小幅上昇となった。指標発表直後、米ドル円は140.793まで上昇。その後下落したが、本日のアジア時間では再び上方向を目指す値動きとなっている。現在の米ドル円は140.368付近で推移しており、時間足20MAの上位に位置しているため、上伸が見られるのか注目したい。
欧州通貨は、ポンドが最弱通貨となり、ポンド米ドルは1.1587から1.1495まで約90pips下落。本日のアジア時間でも下落が止まっておらず、今年安値を更新している。現在のポンド米ドルは1.1449となっており、次のサポートラインである1.1433までわずかとなっているが、サポートラインで反発が入るのか注視したい。
本日の指標は、欧州時間の16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、スイス・第2四半期GDP、16:50に仏・サービス業PMI(確報値)、16:55に独・サービス業PMI(確報値)、17:00に欧・サービス業PMI(確報値)、17:30に英・サービス業PMI(確報値)、18:00に欧・小売売上高と、米国時間の24:30に英・マンMPC委員の発言がある予定だ。本日は米国が休場となる中、米国時間にかけてポンドが息を吹き返すのか注目したい。
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