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独・消費者物価指数(速報値)による価格変動に警戒か

相場レポート

独・消費者物価指数(速報値)による価格変動に警戒か

独・消費者物価指数(速報値)による価格変動に警戒か
本日のポイント
  1. 米・消費者信頼感指数
  2. 独・消費者物価指数(速報値)

前日の米国通貨は、米10年債利回りが3.1%から下落したため米ドル安となった。ユーロ米ドルは0.9913から1.0027まで約120pips反発。4時間足20MAの上位に位置する形となった。本日のアジア時間でも上を試す値動きとなっており、200SMAとも重なる位置のため、200SMAを欧州時間で上抜けられるのか注視したい。

欧州通貨は、天然ガス価格が下落したことからユーロの上値が軽くなり、ユーロ豪ドルは1.4442から1.4557までの上昇となった。本日のアジア時間でも上方向を試す値動きとなっているため、上昇が継続するのか注視したい。また、本日はドイツの消費者物価指数の速報値が発表されるため、速報値による価格変動に注意したい。

本日の指標は、16:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・住宅ローン承認件数、英・消費者信用残高、21:00に独・消費者物価指数(速報値)、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、21:30に加・第2四半期経常収支、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、24:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。独・消費者物価指数(速報値)による価格変動に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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