米国・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言に注意か

2022.08.31
- 米・週間原油在庫
- 米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、加ドルが最弱通貨となり、加ドル円は106.684から105.778まで90pips弱下落した。昨日発表された加・第2四半期経常収支が前回値の約半分まで落ち込み26.9億加ドルとなったことが嫌気された。加ドル円は本日のアジア時間でも時間足20MAに上値を抑えられ下方向を試す値動きとなっているため、下値追いに注意したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで弱含み、ポンド米ドルは1.1760から1.1622まで130pipsの下落となった。ポンド米ドルは再び今年安値を更新する形となり、日足RSIは30付近で推移しており、僅かな余白を残している。欧州時間にかけ下値追いの値動きが見られるのか、慎重に判断したい。
本日は、15:00に独・輸入物価指数、15:45に仏・第2四半期GDP、仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・第2四半期GDP、16:55に独・失業率、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に南ア・貿易収支、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、21:15に米・ADP雇用者数、21:30に加・GDP、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。米国時間での要人発言に注意しつつ、通貨強弱を見守りたい。
過去の相場レポート
2025.08.12
拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
2025.08.11
日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か
2025.08.08
下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か
2025.08.07
BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.06
最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か
2025.08.05
上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か
2025.08.04
日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か
2025.08.01
月末に急回復したスイスフランの上値余地を注視か
2025.07.31
続落しているユーロの回復余地に注目か
2025.07.30
続落しているフラン円の下伸性に要注意か