勢いが出ているユーロは米国時間にかけて上伸なるか

2022.08.18
- 加・鉱工業製品価格
- 米・中古住宅販売件数
前日の米国通貨は、FOMC議事録の公表により弱含んだ米ドルが、対ポンドで終日優勢となり、ポンド米ドルは1.2142から1.2028まで約110pips下落した。ポンド米ドルは4時間足で下落途中のダブルトップを形成しているため、直近安値の1.2003を下抜け価格が走るのか、注視したい。
欧州通貨は、昨日公表されたユーロ圏の4-6月期GDPが前期比・前年比ともに前回値を下回ったものの、ユーロが対円で躍進した。ユーロ円は136.252から137.873まで160pipsの上昇となった。ユーロ円は日足ベースでダブルボトムを形成しているため、このまましっかりと日足20MAを実体足で上抜け、直近高値の138.396まで上伸するのか、注目したい。
本日は、15:00にスイス・貿易収支、18:00に欧・消費者物価指数、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に加・鉱工業製品価格、加・住宅価格、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:20に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、26:45に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。勢いが出ているユーロが米国時間にかけて上伸するのか、注目したい。
過去の相場レポート
2025.09.23
対円で回復したスイスフランが最高値を更新するのか値動きに警戒か
2025.09.22
史上最高値更新から一転、反落したフラン円の反発力に注目か
2025.09.19
史上最高値を更新しているスイスフランの上値余地に警戒か
2025.09.18
FOMC明けの米ドルとともに強含んだポンドの上伸性に注目か
2025.09.17
上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か
2025.09.16
対米ドルで強含んだユーロの上値余地を静観か
2025.09.15
年初来高値を更新したポンド円の上伸性に注目か
2025.09.12
ECB後に微上昇したユーロの上値余地を静観か
2025.09.11
ECB政策金利発表後のラガルドECB総裁の記者会見での発言に注意か
2025.09.10
対円で弱含んだポンドの回復余地を静観か