週末にかけて米ドルの独歩高状況に拍車がかかるのか注視か
2022.08.19
- 加・小売売上高
- 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
前日の米国通貨は独歩高となり、米ドル円は134.643から135.908まで約130pips上昇した。本日のアジア時間でも米ドル円は上昇しており、節目の136円を突破。136.372まで上伸している。米ドル円は日足にてダブルボトムを形成しており右側安値が切り上がっているため、このまま上昇力を維持して直近高値の137.342を上抜けるのか注目したい。
欧州通貨は、ポンド・ユーロともに最弱通貨となり、ユーロ米ドルが1.0191から1.0079まで110pipsの下落となった。ユーロ米ドルは上昇チャネルの下限を完全に下抜ける形となり、再び下落基調へ回帰したような値動きとなっている。このまま今年安値に向かい下方向を試すのか、警戒したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数と、欧州時間の17:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、18:00に欧・経常収支、20:00にメキシコ・小売売上高、20:30に印・外貨準備高、米国時間の21:30に加・小売売上高、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言がある予定だ。週末にかけて米ドルの独歩高状況に拍車がかかるのか、慎重に注視したい。
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