米国時間でのボラティリティの変化に注意か
2022.05.30
- 米国がメモリアルデーにより休場
- 加・第1四半期経常収支
先週末の米国通貨は、対円・対欧州で拮抗し、ポンド米ドルは1.258-1.266での横ばい推移となった。ただ時間足で見ると5月13日をボトムとし緩やかに反発しているため、日足フィボナッチ・リトレースメントの61.8%水準である1.273付近まで上昇が継続するのか、RSIの位置を確認しつつ慎重に見極めたいところだ。
欧州通貨は、スイスフランの反発が目立っており、フラン円は2週連続の大陽線となった。本日のアジア時間では132.77付近で推移しており、上昇が継続しているにも関わらず、上昇が小幅なため4時間足でのRSIが70以下に抑えられている。4時間足で既に200SMAをこえているフラン円がこのまま続伸となるのか、慎重に判断したい。
本日は、欧州時間の15:00に独・輸入物価指数、日・工作機械受注、16:00にスイス・KOF先行指数、南ア・財政収支と、米国時間の21:30に加・第1四半期経常収支、24:00に米・ウォラーFRB理事の発言、26:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、翌7:45にNZ・住宅建設許可が控えている。本日は米国がメモリアルデーにより休場となっているため、米国時間でのボラティリティに注意したい。
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