各国PMIの速報値に注目か

2022.05.24
- 仏・製造業/サービス業PMI
- 米・パウエルFRB議長の発言
前日の米国通貨は、対欧州・対オセアニアともに弱含み、豪ドル米ドルは0.703から0.712までの小幅上昇となった。テクニカル的には、豪ドル米ドルは今月12日の安値から反発上昇基調となっているため、上値余地が続くのか静観したい。
欧州通貨は、ラガルドECB総裁がブログにて「政策金利を7月に引き上げることが可能になる」と表明したことにより、ユーロが上昇した。特にユーロ米ドルは顕著な値動きとなり、1.056から1.069まで130pips以上の上昇となった。このまま上昇が継続するのか、本日のパウエルFRB議長の発言に注意しつつ注目したい。
本日は、16:15に仏・製造業/サービス業PMI(速報値)、16:30に独・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:00に欧・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:30に英・製造業/サービス業PMI(速報値)、22:45に米・製造業/サービス業PMI(速報値)、23:00に米・新築住宅販売件数、25:20に米・パウエルFRB議長の発言、26:00に米・2年債入札、26:15に英・テンレイロMPC委員の発言、27:00に欧・ラガルドECB総裁の発言が発表予定となっている。欧州から米国時間にかけての指標発表に注意したい。
過去の相場レポート
2025.08.12
拮抗しているポンド米ドルの方向性が明確となるのか値動きに注目か
2025.08.11
日本円に次いで弱含んだスイスフランの回復余地を静観か
2025.08.08
下落した加ドル円が回復を見せるのか米国時間での値動きに注目か
2025.08.07
BOE政策金利発表でのポンドのボラティリティに要注意か
2025.08.06
最弱から一転、回復したポンド円の上値余地を注視か
2025.08.05
上値が限定されたユーロの続落性に要警戒か
2025.08.04
日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か
2025.08.01
月末に急回復したスイスフランの上値余地を注視か
2025.07.31
続落しているユーロの回復余地に注目か
2025.07.30
続落しているフラン円の下伸性に要注意か