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欧米の金融政策報告書の内容を注視か

相場レポート

欧米の金融政策報告書の内容を注視か

欧米の金融政策報告書の内容を注視か
本日のポイント
  1. 欧・ECB金融安定報告書公表
  2. 米・FOMC議事録公表

前日の米国通貨は、ドルインデックスが101まで落ち込み、ユーロ米ドルは1.066から1.074まで続伸した。ユーロ米ドルは4時間足で200SMAを実体足で抜けているが、1.078付近に日足75MAがレジスタンスとして控えているため、反発上昇が継続となるのか、慎重に判断したい。

欧州通貨は、昨日発表されたPMI(購買担当者景気指数)が独・欧・英ともに市場予想を下回り、ユーロ・ポンドそれぞれが対円で下落した。7月利上げ観測により上昇していたユーロ円は、136.80から135.54まで下落。本日のアジア時間でも上値が重い値動きとなっている。

本日は、欧州時間の15:00に独・第1四半期GDP、17:00に欧・ECB金融安定報告書公表、欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:05に日・黒田日銀総裁の発言、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・週間原油在庫、24:15に英・テンレイロMPC委員の発言、25:15に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、26:00に米・5年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表が控えている。ECB・FRB両者の議事録内容に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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