欧米の金融政策報告書の内容を注視か

2022.05.25
- 欧・ECB金融安定報告書公表
- 米・FOMC議事録公表
前日の米国通貨は、ドルインデックスが101まで落ち込み、ユーロ米ドルは1.066から1.074まで続伸した。ユーロ米ドルは4時間足で200SMAを実体足で抜けているが、1.078付近に日足75MAがレジスタンスとして控えているため、反発上昇が継続となるのか、慎重に判断したい。
欧州通貨は、昨日発表されたPMI(購買担当者景気指数)が独・欧・英ともに市場予想を下回り、ユーロ・ポンドそれぞれが対円で下落した。7月利上げ観測により上昇していたユーロ円は、136.80から135.54まで下落。本日のアジア時間でも上値が重い値動きとなっている。
本日は、欧州時間の15:00に独・第1四半期GDP、17:00に欧・ECB金融安定報告書公表、欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:05に日・黒田日銀総裁の発言、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・週間原油在庫、24:15に英・テンレイロMPC委員の発言、25:15に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、26:00に米・5年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表が控えている。ECB・FRB両者の議事録内容に注意したい。
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