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下値が堅い米ドルの方向性に注目か

相場レポート

下値が堅い米ドルの方向性に注目か

下値が堅い米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
  2. 加・原材料価格指数

前日の米国通貨は、対欧州で上昇しユーロ米ドルは1.056から1.045まで下落となった。ユーロ米ドルは日足ベースで20MAに上値を抑えられる形での下落が継続しているため、日足20MA付近である1.056を実体足で上抜けるまでは、下落基調に警戒したい。

欧州通貨は、米ドルの底堅い推移に押され、ポンド米ドルが1.250から1.233まで約170pipsの下落となった。ポンド米ドルは4時間足で直近高値の1.239を超えて上昇したものの、昨日は反落となっている。今月高値である1.263を超えるまでは、下落基調継続の形が崩れないので、今月高値を超えるのか注視したい。

本日は、欧州時間の19:00に英・CBI企業動向調査、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表と、米国時間の21:30に加・鉱工業製品価格、加・原材料価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、米・景気先行指数、米・週間天然ガス貯蔵量、29:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言が控えている。底堅い推移をしている米ドルの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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