各国CPIの結果に注意か

2022.05.18
- 米・20年債入札
- 加・消費者物価指数
前日の米国通貨は、対欧州で軟調な展開となり、ユーロ米ドルは1.042から1.056まで130pipsの上昇となった。ユーロ米ドルは、先週までのレンジ水準である1.056付近へ逆戻りとなっているため、今後方向感が不明瞭になる可能性がある。まずは本日の指標発表を含め、方向感を静観するスタンスで構えたい。
欧州通貨は、ポンドが最強通貨となり、ポンド米ドルは1.231から1.249まで180pips以上の上昇となった。ポンド米ドルは時間足でしっかりと200SMAを上抜けているため、今月高値である1.263を超えられるのか、他通貨との強弱性を考慮しつつ注目したい。
本日は、欧州時間の15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、18:00に欧・消費者物価指数と、米国時間に入った21:30に加・消費者物価指数、加・住宅価格指数、米・住宅着工件数、米・建設許可件数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、29:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言が控えている。インフレ傾向がどうなるのか、各国の消費者物価指数に注意しつつ通貨強弱を見極めたい。
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