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下落が止まらない円の動向に要注意か

相場レポート

下落が止まらない円の動向に要注意か

下落が止まらない円の動向に要注意か
本日のポイント
  1. 仏・消費者物価指数
  2. 米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、対円以外で堅調に推移し、ユーロ米ドルは1.052から1.035まで170pipsほど下落した。テクニカル的には、ユーロ米ドルは4時間足20MAをレジスタンスとして下落を開始し、今年安値を更新していることに加え、2016年12月の安値水準であるポイントまで下伸している。一旦は反発が入るものの、再び下落基調となるのか警戒したい。

欧州通貨は対円でユーロが下落し、ユーロ円は136.74から132.65まで400pips以上の下落となった。長期的に継続していた円安基調が、一旦の終止符を打ったようなチャート形状となっている。ユーロ円は、日足200SMAラインである131.00付近まで下伸するのか注視したい。

本日は、欧州時間の15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に欧・鉱工業生産と、米国時間の21:30に米・輸入物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、24:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言が控えている。週末にかけての通貨強弱がどう変化するのか慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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