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ドルインデックスが103へと反落している米ドルに注意か

相場レポート

ドルインデックスが103へと反落している米ドルに注意か

ドルインデックスが103へと反落している米ドルに注意か
本日のポイント
  1. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言
  2. 米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、上昇していたドルインデックスが103まで下落し、ユーロ米ドルが1.049から1.059まで約100pips上昇した。昨日の上昇でユーロ米ドルは1.047-1.059のレンジ推移に舞い戻ったため、上抜けた場合は1.059をレジスタンス、下抜けた場合は1.047をサポートとして意識しておきたい。

欧州通貨は、失速していたポンドが持ち直しつつあり、ポンド米ドルは反発し、1.226から1.240まで上昇した。テクニカル的には、ポンド米ドルは日足20MAから乖離しておりRSIが30となっているため、反発が継続した場合の上昇に警戒したい。

本日は、16:00にトルコ・失業率、18:00に独・ZEW景況感調査、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、20:40に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:15に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、26:00に米・3年債入札、米・ウォラーFRB理事の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が控えている。失速している米ドルが本日の要人発言で変化するのか慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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