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反発しているユーロの上昇余地に要注意か

相場レポート

反発しているユーロの上昇余地に要注意か

反発しているユーロの上昇余地に要注意か
本日のポイント
  1. 仏・貿易収支
  2. 加・住宅建設許可

先週末の米国通貨は、雇用統計の非農業部門雇用者数が前回値を下回り42.8万人となったため、米ドルが対欧州で暗転した。ユーロ米ドルは1.048から1.059まで反発。しかしながら反発は継続せず、本日のアジア時間で1.050まで反落している。テクニカル面では、ユーロ米ドルは直近1ヶ月でのサポートラインである1.047を4時間足で3度以上試しているため、下落した場合の下抜けに警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが対米ドル・対ポンドともに上昇となり、ユーロポンドが0.850から0.859まで90pips以上の上昇となった。ユーロポンドは本日のアジア時間でも上昇を継続させ、現在は0.856付近での推移となっている。なお先週末にECB理事メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁が「今年最大3回の利上げを実施すべき」と発言したため、ユーロの上昇に注目したい。

本日は、欧州時間の15:45に仏・貿易収支と経常収支と、米国時間に入った21:30に加・住宅建設許可、22:00に英・サンダースMPC委員の発言、23:00に米・卸売在庫(確報値)が控えている。重要イベントを消化したあとのユーロの値動きがどうなるのか慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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