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雇用統計と指標発表に注目か

相場レポート

雇用統計と指標発表に注目か

雇用統計と指標発表に注目か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 英・ハリファックス住宅価格

前日の米国通貨は、FOMC後の急落から一転、強さを取り戻しユーロ米ドルは1.064から1.049まで約140pips下落した。ユーロ米ドルは昨日の下落により1.047-1.057のレンジ相場に押し戻される形となり、4時間足での20MAより下に位置する状態となった。下落が止まらない場合、次の安値ターゲットである1.044を視野に入れておきたい。

欧州通貨は、各国でロシアへの追加制裁措置が新たに行われているユーロが軟調となっており、ユーロ円は137.55から136.85まで下落した。ただ本日のアジア時間では回復傾向となっているため、他通貨と照らし合わせながら慎重に方向性を判断したい。なお、対オセアニアでは強含んでおり、ユーロ豪ドルは1.461から1.484まで上昇となった。

本日は、欧州時間の15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、17:30に英・建設業PMI、18:15に英・マンMPC委員の発言、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、20:15に英・ピルMPC委員の発言と、米国時間の21:30に加・失業率、米・雇用統計、22:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に英・テンレイロMPC委員の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が控えている。欧州時間から米国時間にかけての重なる指標発表に十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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