雇用統計と指標発表に注目か

2022.05.06
- 米・雇用統計
- 英・ハリファックス住宅価格
前日の米国通貨は、FOMC後の急落から一転、強さを取り戻しユーロ米ドルは1.064から1.049まで約140pips下落した。ユーロ米ドルは昨日の下落により1.047-1.057のレンジ相場に押し戻される形となり、4時間足での20MAより下に位置する状態となった。下落が止まらない場合、次の安値ターゲットである1.044を視野に入れておきたい。
欧州通貨は、各国でロシアへの追加制裁措置が新たに行われているユーロが軟調となっており、ユーロ円は137.55から136.85まで下落した。ただ本日のアジア時間では回復傾向となっているため、他通貨と照らし合わせながら慎重に方向性を判断したい。なお、対オセアニアでは強含んでおり、ユーロ豪ドルは1.461から1.484まで上昇となった。
本日は、欧州時間の15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、17:30に英・建設業PMI、18:15に英・マンMPC委員の発言、18:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、20:15に英・ピルMPC委員の発言と、米国時間の21:30に加・失業率、米・雇用統計、22:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、24:00に英・テンレイロMPC委員の発言、28:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が控えている。欧州時間から米国時間にかけての重なる指標発表に十分注意したい。
過去の相場レポート
2025.06.30
年初来高値を更新しているユーロ米ドルの上値余地に注目か
2025.06.27
上昇したスイスフランの上値余地に警戒か
2025.06.26
今年高値を更新したポンド円の上値余地を注視か
2025.06.25
要人発言にて弱含んだ米ドルの回復余地を注視か
2025.06.24
米ドルの反発余地とスイスフランの上昇継続に注目か
2025.06.23
上昇したポンド円の上値余地に注目か
2025.06.20
対円で上昇した米ドルの上値余地を静観か
2025.06.19
4.25%据え置き予想のBOEにて方向感が明確となるのかポンドの動きに注目か
2025.06.18
対円で弱含んだユーロが回復を見せるのか方向性に注目か
2025.06.17
弱含んだスイスフランの下値余地を静観か