米・新規失業保険申請件数の結果に注目か
2022.02.10
- 米・消費者物価指数(CPI)
- 米・新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、対ポンドで上昇し、ポンド米ドルは、1.358から1.352まで下落している。しかしながら、ポンド米ドルは時間足200SMAに下値を支えられる形で下落が止まっており、4時間足直近安値とサポートラインである1.351にタッチすることなく踏み留まっているため、反発が入り上昇となるのか注視したい。
欧州通貨は、同じ欧州通貨同士であるユーロポンドに動きが見られ、ユーロポンドは0.841から0.845まで上昇した。テクニカル的には、ユーロポンドは日足ベースでは依然ダウントレンドが継続し、下落平行チャネル内に位置している。ユーロポンドは、平行チャネル上限の0.850ラインを超える値動きが見られるのか慎重に見守りたい。
本日は、欧州時間の16:00にトルコ・失業率、20:00に南ア・製造業生産と、米国時間に入った22:30に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、27:00に米30年債入札、28:00に米・貿易収支、翌7:30に豪・ロウRBA総裁の発言が発表予定となっている。本日発表の米・消費者物価指数(CPI)と新規失業保険申請件数の結果による価格変動を警戒しつつ、通貨強弱を静観したい。
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