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米・新規失業保険申請件数の結果に注目か

相場レポート

米・新規失業保険申請件数の結果に注目か

米・新規失業保険申請件数の結果に注目か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数(CPI)
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、対ポンドで上昇し、ポンド米ドルは、1.358から1.352まで下落している。しかしながら、ポンド米ドルは時間足200SMAに下値を支えられる形で下落が止まっており、4時間足直近安値とサポートラインである1.351にタッチすることなく踏み留まっているため、反発が入り上昇となるのか注視したい。

欧州通貨は、同じ欧州通貨同士であるユーロポンドに動きが見られ、ユーロポンドは0.841から0.845まで上昇した。テクニカル的には、ユーロポンドは日足ベースでは依然ダウントレンドが継続し、下落平行チャネル内に位置している。ユーロポンドは、平行チャネル上限の0.850ラインを超える値動きが見られるのか慎重に見守りたい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・失業率、20:00に南ア・製造業生産と、米国時間に入った22:30に米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、27:00に米30年債入札、28:00に米・貿易収支、翌7:30に豪・ロウRBA総裁の発言が発表予定となっている。本日発表の米・消費者物価指数(CPI)と新規失業保険申請件数の結果による価格変動を警戒しつつ、通貨強弱を静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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