米・CPI発表明けの週末の値動きに要注意か

2022.02.11
- 英・第4四半期GDP(速報値)
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国市場は、米・消費者物価指数(CPI)の結果が予想を上振れ7.5%だったことから、米ドルが急騰。ユーロ米ドルはいったん上昇後、レンジ下限の1.140を下抜け、1.137まで下落した。ユーロ米ドルは、時間足200SMA付近である1.138を実体線でしっかりと抜けきることができるか、見極めたいポイントだ。
欧州通貨は、ユーロが対ポンドで若干弱含んでおり、ユーロポンドは0.844から0.841まで反落した。ポンド米ドルは、継続していた1.351-1.358のレンジ内を下抜ける動きが出てきており、時間足で200SMAより下に位置するようになったため、本日の米国時間で下落となるのか、注視したい。
本日は、欧州時間の16:00に英・第4四半期GDP(速報値)、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・商品貿易収支、独・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、16:30にスイス・消費者物価指数、米国時間の24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。日本が祝日により休場となる中、週末金曜日の米国時間に明確な値動きが生じるのか、しっかりと静観したい。
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