1月最終営業日の米国時間での値動きに注意か
2022.01.31
- 独・消費者物価指数(速報値)
- 加・鉱工業製品価格
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発し、株高・金利安・ゴールド安の相場展開となった。恐怖指数(VIX)は27.6まで9.2%ほど下落し、ゴールドは節目の1,800ドル台を割り込み1,793ドル付近で推移している。原油WTIは、87.8ドルの高値圏推移が継続している。
為替市場は、米ドルに押されていたユーロが巻き戻し、ユーロ米ドルは先週末に今月安値の1.112をタッチ後に反発。現在は1.116付近での推移となっている。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足ベースでは依然ダウントレンドを形成中となっており、1.112-1.097が真空地帯となっているため、米ドルの躍進により下落が継続するのか警戒したい。
本日は、欧州時間の16:00にトルコ・貿易収支、17:30に香港・小売売上高、19:00に欧・第4四半期GDP(速報値)、21:00に南ア・貿易収支と、米国時間の22:00に独・消費者物価指数(速報値)、22:30に加・鉱工業製品価格、23:45に米・シカゴ連銀製造業活動指数、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、翌6:45にNZ・貿易収支が予定されている。1月最終日の為替市場が株価と金利動向により、どの方向に動くのか注意深く静観したい。
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