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底堅い値動きとなっている米ドルの方向性に注目か

相場レポート

底堅い値動きとなっている米ドルの方向性に注目か

底堅い値動きとなっている米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 独・IFO景況指数
  2. 米・5年債入札

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄が引けにかけて回復し、株価横ばい・金利安・ゴールド高の相場展開となった。恐怖指数(VIX)は30に迫る勢いで上昇し、現在29.9となっている。仮想通貨市場も下落を続け、全般的に市場が下向いている中、ゴールドは堅調な値動きとなっており、1,842ドルまで上昇している。

為替市場は、昨日時点で米ドルが最強通貨となり、クロス円が全般的に下げる中、米ドル円は踏みとどまり、113.46の今月安値をタッチしたあと上昇。本日のアジア時間でも反発し、米ドル円は現在113.80付近で推移している。ただ、明日の米・FOMCにより金融政策正常化がどのようなスピード感で行われるのか、その答えにより米ドルの方向感が少しずつ見えてくるだろう。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、18:00に独・IFO景況指数、20:00に英・CBI企業動向調査と、米国時間の23:00に米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数、24:00に米・消費者信頼感指数と米・リッチモンド連銀製造業指数、27:00に米・5年債入札、翌6:45にNZ・貿易収支が発表予定となっている。下落を留まっている米ドルがどのような値動きとなるのか慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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