loading
search

反発しているクロス円の動向に注目か

相場レポート

反発しているクロス円の動向に注目か

反発しているクロス円の動向に注目か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

昨日は、米国市場がキング牧師記念日により休場となったが、米債利回りが5・10・30年ともに急騰しており、米10年債利回りは1.83%まで上昇している。下落していた商品市場は反発し、ゴールドは1,822ドルまで小幅に上昇している。仮想通貨市場は全面的に下落となり、BTCUSDは42,300ドル台まで下落している。

為替市場は、本日のアジア時間でクロス円が上昇傾向となっており、豪ドル円は、82.56から82.88まで上昇した。テクニカル的には、豪ドル円は4時間足で200SMAに下値を支えられる形で反発している。また、依然並行チャネル内に収まっており、現在は下限から上限の83.30付近に向かい上昇している過程にもとれるため、このまま上昇が継続するのか注目したい。

本日は、16:00に英・失業率、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に独・ZEW景況感調査、20:30にトルコ・住宅価格指数、22:15に加・住宅着工件数、22:30に米・NY連銀製造業景気指数、24:00に米・NAHB住宅市場指数、翌6:00に米・対米証券投資が予定されている。クロス円の反発の行方をしっかりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2024.11.26New

    上昇したフラン円の上値余地に注目か

  2. 2024.11.25New

    昨年安値を下抜けたユーロ米ドルの回復性に注目か

  3. 2024.11.22New

    下落したフラン円の下値余地に要警戒か

  4. 2024.11.21New

    安値更新を再びトライしているユーロ米ドルの下値余地に警戒か

  5. 2024.11.20New

    地政学リスクによる通貨強弱性の変化に要注意か

  6. 2024.11.19

    加・住宅着工件数増加にて上昇した加ドルの上伸性に注目か

  7. 2024.11.18

    下落しているスイスフランの回復性に注目か

  8. 2024.11.15

    パウエルFRB議長の発言にて上昇した米ドルの方向性を静観か

  9. 2024.11.14

    今年安値を更新し昨年安値に迫っているユーロ米ドルの下値余地に注意か

  10. 2024.11.13

    対円で上昇したユーロの上値余地を注視か