先週末からの円買い傾向継続に警戒か

2022.01.17
- 加・製造業売上高
- 米国が祝日により休場
先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、引けにかけナスダックが上昇。株価横ばい・原油高・金利高の相場展開となった。先週末15日(土)に起きたトンガ沖での大規模海底火山噴火は、市場への大きな影響なく混乱せずに動いている。
原油価格が高値圏から下落しているが、為替市場ではオセアニア通貨が弱含んでいる。豪ドル米ドルは、時間足で三尊天井を形成後、0.728から0.719まで下落した。テクニカル面では、豪ドル米ドルは依然日足並行チャネルの中を推移しており、現在は並行チャネル下限の0.719付近となっているため、今後反発上昇が見られるのか注目したい。
本日は、米国時間の22:30に加・製造業出荷、23:00に加・中古住宅販売件数の発表がある他は、特に大きな指標発表や要人発言は予定されていない。また、本日は米国がキング牧師記念日により休場となっている。今週は、18日(火)に日銀金融政策決定会合、19日(水)に独・消費者物価指数、20日(木)に欧・ECB定例理事会の議事要旨が公表される予定だ。トンガ沖海底火山噴火によるニュースに目を光らせつつ、急激な価格変動に注意したい。
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