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原油高でオセアニア通貨の上昇継続なるか

相場レポート

原油高でオセアニア通貨の上昇継続なるか

原油高でオセアニア通貨の上昇継続なるか
本日のポイント
  1. 米・週間天然ガス貯蔵量
  2. 米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって小幅に上昇し、株高・金利高・原油高の相場展開となった。恐怖指数(VIX)は4%ほど下落し、17.6付近となっている。原油WTIは、新型コロナウイルスの感染再拡大による需要減が限定的との見方が広がり、2021年10月の高値水準に迫る、82.4ドル台まで上昇している。

為替市場は、クロス円が横ばい推移となっており、米ドルが下落している影響から、豪ドル米ドルが0.720から今月高値の0.729まで急騰している。テクニカル的には、豪ドル米ドルは4時間足ですでに直近高値を更新しており、次のターゲットが0.744となるため、このままMAにはばかれることなく上昇するのか見守りたい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・鉱工業生産、17:45に英・マンMPC委員の発言と、米国時間の22:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、24:00に米・ブレイナードFRB理事のFRB副議長指名承認公聴会、24:30米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27:00に米・30年債入札、米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言が予定されている。資源国通貨の上昇が継続するのか注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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