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ベージュブックでのタカ派内容可否に注意か

相場レポート

ベージュブックでのタカ派内容可否に注意か

ベージュブックでのタカ派内容可否に注意か
本日のポイント
  1. 米・消費者物価指数
  2. 米・10年債入札

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・原油高・ゴールド高のリスクオン相場となった。昨日行われた米・パウエル議長の公聴会が始まるとともに、急速に株価が回復、全面高での着地となった。原油WTIは、81.3ドルまで上昇、ゴールドは先月高値である1,830に届く勢いで上昇しており、現在は1,818ドル付近だ。

為替市場は、クロス円が総じて反発を見せる中、米ドル円の上値が重く、米ドル円は、115.03から115.66まで上昇後ほぼ往って来いとなり、依然上値を切り下げている状況が継続している。本日の指標発表により、直近安値である115.03を実体足で下抜けてしまうかが、今後の方向性に大きく影響するだろう。

本日は、19:00に欧・鉱工業生産、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・消費者物価指数、23:15に英・カンリフBOE副総裁の発言、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・10年債入札、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)、米・財政収支が予定されている。本日の米国時間での指標発表に十分注意しつつ、米ドルの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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