米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言に注意か

2022.01.11
本日のポイント
- 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
- パウエルFRB議長の議長指名承認公聴会
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄のうちダウ平均とS&P500が下落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。米10年債利回りは、1.76%台での横ばい状態となっており、ゴールドが0.4%ほど上昇し、1,762ドル台で推移している。
為替市場は、米ドルの弱含みに伴い、ポンド米ドルが緩やかに上昇を続けており、ポンド米ドルは今月高値を更新し、1.359付近で推移している。ポンド米ドルは、先月安値である1.316から順調に反発上昇しており、次のターゲットである1.383に届くかが、焦点となるだろう。
本日は、16:00にトルコ経常収支、20:00に南ア・製造業生産、米・NFIB中小企業楽観指数、23:12に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23:30に米・ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言、24:00にパウエルFRB議長の議長指名承認公聴会、27:00に米・3年債入札、翌6:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米国時間の要人発言に注意しつつ、通貨強弱を静観したい。