米金利の動向と米ドルの動きに警戒か

2022.01.06
- 米・チャレンジャー人員削減予定数
- 米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油横ばいの相場展開となった。昨日の米・12月分FOMC議事要旨公表を受け、米10年債利回りは、1.71%まで上昇している。また、株価の下落と同様、仮想通貨市場も下落しており、BTSUSDは前日から7.7%ほど値を下げ、42,800ドル台で推移している。
為替市場は、クロス円が全般的に下落しており、米ドルは対ユーロでは横ばい推移を維持している。ユーロ米ドルは、昨日のアジア時間から奮闘するも押し返され、現在は1.131付近での推移だ。テクニカル的には、ユーロ米ドルは1.120-1.138でのボックス相場となっているため、週後半にかけ動きが生じるのか注視したい。
本日の指標は、16:00に独・製造業受注、18:30に英・サービス業PMI(確報値)、19:00に欧・生産者物価指数、21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、22:00に独・消費者物価指数(速報値)、22:30に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、24:00に米・ISM非製造業景況指数、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:15に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米国時間での指標発表に注意しつつ通貨強弱を見極めたい。
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