米雇用統計の結果による米ドルの値動きに注意か

2022.01.07
- 米・雇用統計
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは、1.71%まで上昇している。恐怖指数(VIX)は若干落ち着きを取り戻し、現在は19.6付近での推移だ。BTSUSDは本日も続落し、41,230ドル付近まで下落している。
為替市場は、ドルインデックスが96.21付近で横ばい推移を継続しており、ユーロ米ドルは方向感のない値動きで、現在1.130付近で推移している。テクニカル面では、ユーロ米ドルは先月からのボックス相場を抜け出せていないため、下値は1.123、上値は1.138を抜けきると大きなトレンドが出てくるだろう。
本日は、欧州時間の16:00に英・ハリファックス住宅価格、16:30にスイス・小売売上高、16:45に仏・鉱工業生産、18:30に英・建設業PMI、19:00に欧・消費者物価指数と、米国時間に入った22:30に米・雇用統計、加・失業率、24:00に加・Ivey購買部協会指数、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、25:00に英・マンMPC委員の発言、26:15に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。米・雇用統計の結果に注目しつつ、通貨強弱を静観したい。
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